ホーム 協会のご案内 地質調査 土壌汚染とは 技術資料 会員企業一覧
見えないものは軽視されるが、見えないものこそが重要である。
土壌汚染とは(SOIL POLLUTION)
土壌汚染の環境への影響 土壌汚染について    土壌汚染状況調査概要
土壌汚染の環境への影響
フロー図
土壌汚染について
*土壌汚染とは? 土壌汚染とは、人の生産活動に伴って排出された有害物質が、土に蓄積されてしまっている状態のことです。有害物質には、鉛、砒素などが含まれ、これらの物質を過去にその土地で扱ったことがある場合には、土壌汚染の可能性が高くなります。また、土壌の中にある汚染物質が地下水に溶け込み、それが広がることで地下水汚染も引き起こされ、人の健康や生態系に大きな影響を与える場合もあります。
*土壌汚染の特徴 汚染物質のほとんどは、長くそこにとどまり、分解しにくい特徴を持っています。そのため、長期にわたって人の健康や生態系に影響を及ぼす恐れがあります。また、土壌が汚染されているかどうかは目で確認することができず、知らず知らずのうちに汚染されている可能性も十分考えられるのです。
*土壌汚染の環境リスク ◎重金属等で汚染された土壌が風で舞い上がり、人が吸い込むことによるリスク
◎公園などで、子供たちが汚染された土に直接触れたり、口に入れたりするリスク
◎土壌中にしみ込んだ揮発性の溶剤や、重金属等が地下水を汚染し、
  それを人が飲料水として摂取することによるリスク
◎農薬やカドミウム等の重金属に汚染された土壌で育てられた作物を摂取することによるリスク
◎漏洩した油等による悪臭や油膜等により、生活環境等に影響を与えるリスク
*土壌汚染による
社会的・経済的損失
(1) 浄化費用
土地が汚染されていると、浄化費用が新たにかかります。ひどい場合には、事業計画そのものが左右されかねません。
(2) 土地の資産価値の低下
不動産鑑定の評価項目に土壌汚染が加わり、資産価値の低下は企業会計にも影響を及ぼします。
(3) 企業イメージの低下
土壌汚染が発覚した場合、その対応の仕方によっては、企業イメージや社会的信用が著しく損なわれることも考えられます。
(4) 損害賠償発生の可能性
土壌汚染が地下水を経由して周辺地域に広がるなどによって生じた直接的、間接的な損害に対して、賠償責任を問われる場合があります。
(5) 開発事業への影響
開発事業の際に、予期せぬ土壌汚染の発覚により、調査や浄化対策にコストや時間を費やす場合があります。
このページのトップへ
ホーム協会のご案内地質調査土壌汚染とは技術資料会員企業一覧お問い合わせ
山形県地質土壌調査業協会 〒990-0023 山形市松波1丁目11-33 TEL:023-624-2543
お問い合わせ